男の子の育て方、危機管理を重視するから、ビビリでもよいかも!?
息子を育ててきて、常々思うことがあります。
夏休みなど、海や川の不慮な災難などのニュースも目にしますが、そして、そこには、泳ぐのが得意だったのに、離岸流に巻き込まれたとか・・そんなことが書かれています。
例えば、男の子に小さい頃からスイミングに通わせて、泳ぎを得意にして、怖い思いをさせなかったり、謙虚になることを教えないと、
自分は大丈夫だと自分満々で・・危機管理も考えずに、溺れた人を助けに行ったり、流れたモノを勇敢に取りに行ったり・・。男の子にありがちな、危険な行為だと思うのです。
息子には、徹底的に、ビビらせて、慎重になるようにさせています。
ニュースをよく見てみると、たいていは、泳ぎが得意な子が、不慮の災難に合っているものなのです。たぶん、自分は大丈夫だという自信過剰が原因だと思います。
実際に、ケアンズでは、泳ぎの得意な子が洪水の川を逆流して泳いでいたのを目撃して、コワい・・・と感じました。
水・・というものは、怖いものです。海や川、湖、プールなど、どんなワナがひそんでいるかわかりません。
日本のプールなどは、水深も子供の背丈に合わせていますが、海外のプールなどは、水深も深いのがあたりまえで、プールの形によって、その水深も場所によって、違っていたりして、小学生にとって、危険な場所も多いのです。
ですので、水に関しては、男らしく・・なんて関係ない!危ないことから避けなさい・・ビビリでもいいのです・・と息子には、伝えているのですが・・。危機管理の1つだと思うのです。
男の子の育て方、男らしくって・・・
男の子を育てていて、いつも、男らしい・・って・・と迷うことがよくあります。もう、時代的に、男らしく、女らしく。。も、時代遅れだけれど、
親として、どこまで・・というのも、大変悩ましいものです。子供の個性なので、自然に任せておけばよいのだと思っておりますが・・。
こういうことも、周りの環境や親の価値観が影響してしまうものなので、親も注意が必要だと思うのです。
例えば、簡単な例ですが、髪が短いのが男性で、髪が長いのが女性、という価値観も固定概念で、髪が長い、インディアン風な男性などは、ワイルドでかっこいいものです。女性もショートカットな美しい方も多いわけです。
今まで息子を育ててきて思うことは、女の子が成長するより、男の子は、精神的にゆっくり成長していくので、いつまでもゆったりと見守る、時間をかける、急がせない・・・そんなことが重要なのかなと思っています。
しかし、日本では、女子も男子も、同じペースで進みますので、男子の方が少しかわいそうかな・・とも思います。男の子は、小学校でも1~2年遅らせてもいいかと思うのです。