子育てでも、子供の教育でも、お母さんの在り方、家族の在り方・・・すべてにおいて、
一番の重要なキーポイントは、手放す、手離すことではないかと思っています。
すべてを手放す、手離すことで、良い方向にむかっていくのです。
これは、モノを断捨離する感覚と同じなのかもしれません・・・。
手放す、手離すことでうまくいく
良いものを作り上げようとする時には、ごだわりをもって、こだわりにこだわって、
満足のいく完成品に仕上げていく場合があります。職人魂ですね。
しかし、日常生活では、モノに溢れかえっていますので、断捨離という言葉も
流行っているように、モノを減らして、手放して、手離して
スッキリさせる方法を取るのが好きだという方も非常に多い現状です。
子育ても、子供の教育も、お母さんの社会での人間関係の在り方、家族との関係でも
子供との関係、家族との関係、社会との関係ですので、向き合う相手がいますので、
うまくいく、精神的にもラクになるためには、ある程度、期待しないためにも、
手放す、手離すことが、本音の部分で非常に大事になってくるのです。
こだわって、期待したとしても、結局は裏切られた・・・という結果になることが
多いからです。実際は、裏切られた・・というより、人の価値観はそれぞれなので、
自分が思った通りにはうまくいかない・・ということなのです。
だから、最初から、あまり期待しないこと、手放す、手離すことが大切に
なってくるのです。
手放す、手離すという心持ちがあるならば、おだやかに、中庸にものごとが
進んでいくような感覚をもつことができます。
手放す、手離すことに、早めに、気がつくことが大事なんですね・・
手放す、手離すことって、あきらめることなの?
子育ては、子供にあまり期待しない方がラクになりますよ・・・と
言いましたら、このようにおっしゃられた方がいました。
子供のことを、あきらめた方がいいのでしょうか・・・?
ニュアンスは同じなのですが、難しいですよね・・
あきらめること・・と、期待しないこと・・と。
たぶん、あきらめる・・というのは、そこに思いやりがないですね。
期待しない・・というのは、そこに思いやりがあり、ただ、期待しないだけですね。
ニュアンスは、そのような感じではないでしょうか・・。
思いやり、つまり、大げさに言えば、愛があるのが、期待しないよ・・ということで、
あきらめる・・・というのは、冷たい感じですね。
子供にとっては、このニュアンスは、すぐに察知できるものですね。
すべてを手放す、手離す、お母さんの在り方と生き方
私自身、すべてを手放した、手離した、価値観をもって、毎日の生活をしております。
こだわり・・というものが全然ありません。いいのか、悪いのかはわかりませんが・・。
年齢が半世紀以上超えていますので、できるのかもしれません。
特に子供に対しては、手放す、手離すことが非常に重要だと考えていて、
よくある、お母さんが子供の学校を決めたり、こうしなさいといったり、
習い事などはじめたら最後まで続けなさい・・というのは、
言わないようにかなり努力しています。
なぜなら、色々な人のプロフィールなどをみてきて、親が子供に強制をしてきた方、
よくあることですが、親が勧めた学校に行き、親が奨めた就職をした方などは、
わりと、うつ病系??・・・になっている方が多いような・・
そんな観察をしてきたからです。
親の意向、親の指示を良い子ちゃん的に従っていたら、もちろん、
限界という壁にぶち当たりますし、自分で選択できなかった不甲斐なさで
お先真っ暗になるでしょうね・・。
親は、子供のことを思って言っているのですが、子供が不自由にならないように
言っていると思うのですが、これが邪魔なわけで、その背後には、
親自身の将来、老後の不安をもかかえながらの発言ですので、
親も本当に子供のことを考えているのか・・もわからないわけです。
親が一言、自分の将来は、最後は、自分で考えて、自分で決めなさい!
これ一言で、手放して、手離してしまえばいいわけです。
子供を手放す、手離すことで、子供は自立をして、自分の力でやっていけるようになります。
さらに、お母さんは、配偶者のご主人をも、精神的に手放して、手離して、
自立していきたいものですね。
もちろん、両親、家族も手放して、手離していきます。なにもかも・・。
そうすると、次のステージに登ったような感覚になります。
自由な感覚、価値観が出来上がってくるのです。
ここまでできるようになると、毎日が非常にラクになります。
ですので、すべてを手放す、手離すことを毎日、挑戦してみてくださいね。
あ、でも、お母さん自身もすべてを手放して、手離していくので、
自立をしなければ・・ですね。
精神的にでも自立をしていくのは、どうすればよいか。。
考えなくでは。。ですね。