子供教育シンフォニー

人は自分の欠点を他人の欠点としてみている・・

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あっ、そうか・・と思うような言葉を見ました。

人は、自分の中の我慢ならないことを、欠点などを、他人の欠点として気がつくようになる・・・

つまり、他人の欠点を指摘することは、自分の中に我慢できない同じ欠点があるということなのですね・・

確かに・・自分の子供を見ていて、欠点であると気がつくというより、イライラしてしまう部分は、自分の中にある欠点であるかもしれない・・。

また、興味深いことに、会社などでは、社長などより、部長クラスの方が小うるさく、人の欠点を指図する方が多いということからもわかります。

私自身も以前は、悪いものは悪い!と怒ることも多かったのですが、最近は、何の怒りもないし、怒りをもつことほど、馬鹿げたことはないと気がつき、すべてに怒りがなくなりました。

そして、怒りを持っている人の発言、他人を批判している人の発言などをみていて、エネルギーの無駄だな・・と思うようになりました。こんなことをしているなら、ほかのことに時間を向ければいいのに・・と。

他人に対して何か悔しい、羨ましいと思うからこそ、他人を批判したりしていることがわかります。興味がなければ、何もしないのですが、関心をもっているからこそ、他人の欠点を批判することになるので、悔しさや羨ましさの表れになります。

ということは・・・

日本では、わりと他人が気になり、欠点を指摘したり、批判をしたりする方が多い状態です。つまり、自分に満足していない方が多いということになります。自分の中に我慢できないことがある方が多いということになります。

小学生くらいの子供たちもそのような傾向が強いです。

なんと・・恐ろしい社会なのだろうか・・・多くの方が自分に満足していない・・自己肯定感という言葉がよく飛び交っている意味がわかります。

なぜ、自分に満足できないのか・・というと、いつも高いものを目指しているからということになります。

いつも高いことを目指すように仕向けているのが、流行などであり、商業的な作戦にいきつきます。

つまり、私たちは、外側からもっとしなければいけないと、煽られているのです。

いつまでたっても満足することはないでしょう。

自分はこれでいい!と思わない限りは、果てしなく翻弄され続けて、ずっとずっと他人を意識していかなければならないのです。

 

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