1日は、24時間しかありません。そのうち、睡眠時間が7時間だとしても残りは、18時間です。
そんなに1日でたくさんのことはできないのですが、毎日たくさんのことをしなければいけないという「思い込み」によって、
毎日、時間がないと、イライラして、子供にも、「早くしなさい!」「ちゃんとしなさい!」などと小言を言ってしまうという、お母さんも少なくありません。
時間がないというイライラ感情をどのようにして、ゆったり、ほっこり生活に変えていくか?
ほとんどの場合、時間がないとイライラしてしまうお母さんたちは、多くのことをしなければいけないという、「思い込み」があります。
家を綺麗にするために、掃除をしなければいけない、臭くなるので、今すぐに洗濯をしなければいけない、1日きちんと規則正しく3食食べなければいけない・・など。
掃除なんて、1週間に1回でいいし、洗濯もできるときに干す時間も工夫して、また、食事も3食でなくても、2食でもいいわけですし・・
ということで、今までの常識のような「思い込み」をはずしていくことが大切ですね。
何が大切かというと、身体や心がいつも元気であることじゃないですか・・。毎日しなければいけないことに潰されそうになっていては、もったいない・・。
完璧主義で、しなければいけない・・なんていうことはないのです。
たくさんの欲があるからではないでしょうか・・欲張り・・だからかもしれませんよ。
または、外見や人からどう思われているか?に囚われているから、しなければいけないと思ってしまうのかもしれません。
なかなか誰も教えてくれないのですが、「何かをするという目的達成」より、
ゆったり、ほっこりとした感情で毎日を過ごすという、目的意識ではなく、「今ココに在る」という感覚の方が非常に大切である・・
目的が達成すると、目に成果が見えますが、「今ココに在る」という感覚は、目に見えないですから、大切だと思われないんですよね・・。
でも、「今ココに在る」という感覚とは、子供がみんなもっている、グラウンディング感覚といえるでしょうか・・。
草っぱらで、座って、寝っころがっているようなグラウンディング感覚・・これこそが、ゆったり、ほっこり感覚です。
これこそが、毎日の生活で大切なのです。瞑想なども流行っていますが、こういう感覚を取り戻すためだと思います。
ゆったり、ほっこり感覚が身に着くと、身体と心の不調もなくなっていくと思うのです。
子供に小言を言わない。小言を言っても、言うだけ損である。
子供についつい小言を言ってしまう・・と言うのもよくあると思います。でも、小言を言っても、子供も聞いていないものですし、マイナスのことを言っても、子供に得なことはなにもないのです。
小言を言うより、まあ、いっか・・という感覚をもって、子供を放置した方がよっぽど良いのです。
小言を言って、マイナスな雰囲気を作っても、いいことは何もないのです。それだったら、言わない方がいい。
ついつい言ってしまう小言というのは、ストレスの発散みたいなところもあり、子供に負の感情を投げてしまうのもよくないですからね。
よく考えてみれば、子供に小言を言って、何をしたいと言うのか・・と考えてみれば、
子供にもっとよくなってほしい、注意してほしいから言うのですから、それは、子供が自ら学んでいけばいいので、放置した方が得策なのです。
簡単にいうと、親がごちゃごちゃ、注意しない方がいいんですね。
親って、なんのためにいるのか??まで、考えてしまいます。いなくてもいいのかと・・。
ですので、子供の心を安心させるためにいるのですから、見守る姿勢でいいわけです。子供が言っていることを、へ~そうなの…でいいわけです。
野生の動物の親だって、子供のそばで寝っころがっているだけですよね。見守っているだけです。
親は、子供を支配しよう。。と少しでも思っているから、小言も言ってしまうんですね。
子供を支配してはいけないですね。子供と親の人生は違うのですから。