人それぞれ、見ている世界が違う

人それぞれ、見ている世界が違う・・

これが理解できるだけで、どんなにラクになるのか・・と思う。

同じたった1つのりんごだけを見ていても、

どこにフォーカスして見ているのか、人それぞれである。

 

人間関係、身近な夫婦関係、家族関係、親子関係・・

近くだからこそ、同じだと思いがちで、

理解してくれるのが当たり前と思いがちで

だからこそ、争いや言い合いになってしまう。

 

ドイツのカントがこのように書いていると学びました。

モノは脳で再構成される

モノ自体の対象はない、現象があるだけである

 

 

脳で再構成されるので、人それぞれに

好き勝手に構成される。

例えば、脳を損傷した人は、見え方が違う。

 

人それぞれ、見ていることが違う・・

確かに、家の中でも、

息子と私の見え方は違うといつも思う・・世界が違う・・

主人と映画を観たときに、違うな・・と思ったし・・

見ている世界が違うので、意見や想いも違ってくる。

食い違いがあって当たり前。

 

だから、違いに寛容にならなくてはいけない。

意見が合う人は、境遇、環境、嗜好が同じということ。

むしろ、違いを楽しむことがより良いこと。

 

子供は背の高さも違うし、

見える世界が違うに決まっている。

赤ちゃんや子供は、1分たりとも逃さずに、

お母さんをよく見ている。

お母さんが嘘をついていることも、

表面を取り繕っていることさえも見ている。

 

食い違いに寛容になること、

子供はよく見ているので、

お母さんは特に気をつけること・・

お母さんの想いが、すべて子供に伝わるので・・

 

世の中の争いごとは、

見ている世界が違うからであり、

強者が強行に押し付けるからであり、

弱者が自由に意見を言いづらいからであり、

ただそれだけだと思う・・

 

どんな人でも、どんな小さな意見でも

言っていいと思う。

上下も強弱もないはずである。

 

そのことがわかったとき、

とてもラクになれると思いませんか?