親子留学は、2010年ごろから、名前が知られるようになりブームになっていますが、
「親子留学は、何のためにするのか?」と考えたことがありますでしょうか?
・子供に英語を学ばせるため、
・子供に海外経験と広い視野を身に着けさせるため
・これからのグローバルな社会に対応できる能力をつけさせるため
上記の目的が多いようです。
つまり、子供の将来を考えて、多くの経験を与えたいという目的が多いのです。
私が考える親子留学の意義というのは、英語や海外経験、グローバル社会への適応などもそうなのですが、
もっと現実直視な考え方も追加して、お母さんと子供でサバイバルを経験して
自分の目で国の状況を見てほしいというのがあります。
親子留学は18歳までしかできない限定的な体験でもあります。
18歳以上となると一人前の大人になりますので、ひとりで行くようになるからです。
18歳になれば、いつでも単身で留学ができるのです。
しかし、親子留学は、子供の時しかできないのです。
お母さんと子供で海外で過ごす経験は、子供に将来的に力とエネルギーになることでしょう。
英語を身に着ける、グローバルに対応するという打算的なものでなく、
お母さんが、子供に生きていく上での大切な、本音であることを伝授してほしいのです。
大切で、本音であることは、日本の学校を離れてみないと、わからないかもしれません。
日本の学校を離れて、海外から、日本を見てほしいのです。
そして、受験制度は本当に必要なのか? 働くことはどういうことなのか?
学ぶ、勉強することの本当の意味は?
というのを、親子留学で現地で実際に見て、学んでほしいと思います。
一歩海外に出てみると、英語が必要であるというのは、半分だけ正しくて、
英語だけでは、世界の半分しか見えないということがわかると思います。