ワーキングマザー、お母さんたちは、いつも自分の時間がほしいと思っている!
自分も16~17年、子育てをしてきました。子供の学校で一緒のお母さん達ともいろいろお話ししてきました。
日本でもオーストラリアでもドイツでも・・お母さんたちの考えていることはどこでも同じです。
子育ては、忙しい。子供が小さいころは、子供の面倒を見て、食事を作って、家事をして、そして、日本では、ご主人の世話もしなければいけないという・・
フルタイムのワーキングマザーだったら、なおさらです。
そして、お母さんたちは、こう思うのです。
”自分の時間がほしいと・・カフェに行ったり、ショッピングをしたりする時間がほしいと・・旅行する時間もほしいと・・静かにゆったりする時間がほしいと・・”
子供は、家ではバタバタ走り回るし、玩具がいっぱいで、家の中はごちゃごちゃ、洗濯ものもたくさんで、また、お昼ご飯作る時間・・・え~もう、夕食作らなきゃ・・も~~イヤ!・・という・・
こんな感じでしょうか・・・
どうにか、このごちゃごちゃ感、カオス状態、お母さんの心の中のザワザワ感、
なんか、このままいくと、老けていきそうな予感・・などが、お母さんの心の中に重くのしかかってくるのです。私はもっと綺麗だったのに・・とか、こんなはずではなかった・・とか・・
これだけならまだよくて、さらに追い打ちなのは、学校の保護者会などに参加すると、クラスのお母さんたち、クラスの子供たちと我が家の状態をどうしても、比較してしまうという・・
自分の子供は学校でうまくやっているだろうか・・という心配。少しでも遅れている感じがあると、イライラするわけです。
子供のためを思って、習い事をたくさん入れたり、X文式や塾に入れてみたりすると、さらにイライラは増していきます。
宿題に追われて、やりなさ~い!と叱ったり、なんで、ウチの子だけやらないのかしら・・とか・・まるで、戦争状態になると表現されていたお母さんもいました。
(公X式などは、オーストラリアの中国人のお母さんが、子供をKill する・・と言っていた方もいました・・)
なぜ、こうなってしまうのでしょうか?
私の価値観、子育てこそ自分の時間である!子育てこそ最高の時間で、それ以外に価値のある仕事はないと思っている・・
私は、子育てこそ、世の中で一番価値のある仕事だと思っています。収入は得られないけれど、収入に比べる事ができないくらいの得るものがあると・・
ですので、ワーキングマザー、お母さんたちの考え方を少し修正するだけで、ずいぶんと心が整い、穏やかになるのではないかと・・
まずは、素敵なお母さんを演出しているファッション雑誌VXXY、子供の教育を煽っているXXXデントファミリーなどを手放すことです。
綺麗ごと言っている場合じゃない・・そんなことできない・・煽るんじゃない・・とこれらに、ツッコミを入れることです。
私などは、子供を連れて自分の洋服を買いに行く時間はないしーと思いますけどね・・綺麗な恰好をしていると、公園で子供と寝っころがれないしーとか・・また、なんでママ友を作らなきゃいけないんだ・・とか・・
キャリアなワーキングマザーで、仕事を子育てをしっかり両立している方を見ると、実家のご両親とかに手伝ってもらつているんだな・・と、雑誌で書いてあることと実情は違うと・・それでなければ、ありえないと・・それか、子育てをさぼっているか・・どちらかだと・・
雑誌などは、よく見えるんですよ・・実際にSXXRYのモデルをしていたお母さんがいました。実際に学校で会う感じと雑誌のイメージとは、全然違うので、ありゃーと思いましたけどね・・まあ、それはいいとして・・
子育ての時間は、2度と戻ってこないのです。
カフェをしたり、買い物などは、60歳になっても、70歳になってもできますので・・
お母さんが仕事でキャリアを積む・・・私は、仕事欲、金銭欲、出世欲、権力欲は良い人生を生きる上で、いらないと思うので、キャリアを積む仕事を選びませんでした。
子育てがなによりも大切。常に、子供のそばにいる事が大切。離れないことが大切だと思っています。
子育てといっても、あれをやれ、これをやれと言わないので、ただ、子供が遊んでいるのを横で見ていたり、そばで見ていたり、ごろ~んと寝っころがっているようになるべくしていました。
アフリカのサバンナのライオンのお母さん・・というイメージをつねに持っていました。寝ているお母さんライオンのそばで、お母さんの上にのっかったりして、ライオンの子供たちが遊んでいますよね・・
つまり、子育ての時間、子供と一緒にいる時間こそが、お母さんの最高の時間であり、自分の時間である・・という考え方がいいと思うのです。
子供は、お母さんがいつも一緒にいるようになると、静かで、精神的に落ち着いた子供になっていくと思うのです。だから、さらにラクになっていくのです。
子供の塾や習い事に完璧を求めない。人生はまだまだこれからなので。
お母さんたちをよく苦しめているのは、子供が塾の宿題をやらないとか、X文式のB5サイズ(私は、このサイズの紙が嫌いですが・・)の宿題を全部できていないとか・・・ではないでしょうか・・
以前、スイミングスクールの更衣室で、プールで泳ぐ前に、B5サイズの紙の算数の問題を一生懸命していた子を見ました。これから、泳ぐのに、その前にやるの・・?疲れるよ・・と心配になりましたが・・
私の考えでは、ちゃんとやった方が、異常です。やらない子の方が普通。きちんとやってしまう子の将来の方が、実は心配です。
無理をしているか・・もうロボット状態なのか・・お母さんの顔をうかがっているのか・・とか・・洗脳されやすい、誘導されやすい子なのか・・とか・・
子供がやらなければ、やらないでもいいわけで、子供は必要がないから、やらないわけで。それを強要したからといって、何の意味もないし。
学力・・といっても、何が学力なのか・・ということで、ある程度わかっていればいいわけで、大量に問題をこなすのも・・どうなのかという・・
子供が好きなことに時間を費やした方が、将来的にも役立つと思いますけどね。
まだ、小学生くらいなら、遊び中心がいいわけで、小さい頃にあまり勉強していない方が、大学やその後に賢くなる方が多いという例も多いですので、
もっと長い目で子供をゆったりと見るのがいいのかと・・
そう思うだけで、お母さんのイライラは解消されるのではないでしょうか・・