目の前に道が現れているのに、なぜ受け取らないの?

人生は完璧にできている・・・

この年になって、自分を振り返ってみても、このように思うことがよくあります。

自分の目の前に、自分の進むべき道がちゃんと用意してあり、提示されているのに・・

それを素直に受け取ればいいのに・・

多くの人は、世の中の情報、うわさ、常識、おすすめ・・などに惑わされてしまい、自分の目の前に現れているものを見ても、そっぽを向いてしまう・・

もったいない・・

世の中の情報、うわさ、常識、おすすめなど、そんなものこそ、自分には関係ないので、それこそ無視すればよいのに・・

けれども、99%の人は、こっちを気にかけてしまう。どっちがいいか・・なんて比べるサイトもあったりしてね・・そんなものは、人によって違うのだから・・

ちょっとでも損をしたくない、お得感がほしい・・という考えだと、一時的にはお得になったような感じがするけれど、

長い目でみると損をしていることが多い。時間などは、だいぶ損失なことが多い。人生の大損である。

実際に、そのような明確な体験をした。

ケアンズで2012年に今世紀最高といわれる、皆既日食があった。

ほとんどの人がベストスポットの情報を求めて、海から見るのが最高!だとのうわさで、海岸まで30分、1時間かけて出かけた人が多かった。

早朝で、子供の送り迎えもあり、遠くにわざわざ行く気になれなかったので、近くの高台で、東側が抜けているところで見ることにした。

幸運なことに、近くの高台から、皆既日食は、100%完璧に見ることができた。

一方、海岸にわざわざ時間をかけて、見に行った人たちは、ちょうど太陽が雲に隠れて、見ることができなかったらしい・・・

海から見るのが最高!という情報に翻弄された方たちは、残念な結果となった。

私は、欲もなく、子供との生活の時間を守りながら、見ることができる場所を選んだことは、正解だった。

近場に良い場所が、あったので、そこを素直に選んだだけだった・・・

このとき、思った。

自分に必要なことは、無理をしなくても、手に届く範囲にあるのだと・・

しかしながら、世の中の多くの人は、時間をかけて、自分から遠いものを無理して常に探し追い求めているのではないのかと・・

本当に大切なことを受け取らせないように、いやがらせのように、ニュースがあり、うわさがあり、情報があるのではないのかと・・

そして、それにいち早く気が付いた人が、幸せになれるのだと・・