子供には、将来に役立つ苦労をさせる! どんな苦労をさせるとよいのか?

子供には、将来的に役立つ、花が開くための、ちょっとした苦労をさせたい、負荷をかけたい・・

そんな風に思っています。それは、精神的にダメージになるような酷な苦労ではなくて・・

 

子供には苦労をさせよ!

 

子供の学校時代には、ちょっとした苦労をさせたいと思っています。

それは、受験勉強でがんじがらめにしたり、枠極めしたり、

これしかないよ・・という制限をつけるようなものではなく、

将来的に伸びて行くような苦労・・・

語学で四苦八苦したり、アクティビティーで苦労したり、

様々な体験で経験値が多くなるような苦労・・

そんなことは、将来的に役立つと思うのです。

日本では、ほとんどの生徒が受験で苦労をしていきますが、

大学受験ならば、18歳ぐらいで良いとは思うのですが、

中学受験では、10歳くらいからの中学受験の準備で、

試験解答にマルやバツがかかれていて、

10歳の子供にとっては、かなりの精神的ダメージではないでしょうか・・。

これは、子供に与える良い苦労ではないと思うのです。

英語を学ぶための苦労、友達を作るための苦労・・

こんなことなら良いと思うのですが・・。

 

試験解答のマル・バツはよくない!? 子供に与える影響

 

日本のテストでは、低学年だと、できれば、はなまるをあげたり、

テストに正解だと、大きなマル、 不正解だと、大きなバツ・・

これらが書かれています。

しかし、オーストラリアの小学校、ハイスクールでは、チェックのみ、

ドイツの学校では、正解は、チェックマーク、不正解は、Fの文字、

つまり、日本のバッテンマーク・・これは、子供には、衝撃ではないでしょうか・・。

大きなはなまると、対照的なところも問題です。

はまなるもいらないし、バッテンマークも変えた方がいいのでは・・・。

白か黒か・・という、二択の考え方、価値観も良くないと思うのです。

これは、良い苦労ではないですね。ただ、精神的にダメージになるだけです。

 

良い苦労とは、試行錯誤。簡単には、結果にたどりつかない経験

 

大人でも、試行錯誤をして、なかなか結果にたどりつかない・・

これに耐えられる方は、少ないです。すぐにあきらめてしまいます。

子供のころに与える、良い苦労とは、試行錯誤の経験・・

こういう風にしたら、できなかった・・

そして、こうしたら、できた・・という経験。

これは、時間的に余裕や暇がないとできないものです。

すぐに結果を欲しがってしまうからです。

良い苦労をさせよ・・・

これには、たくさんの時間が必要です。

そのためにも、子供時代は、受験勉強ではない・・

そのほかのために、時間を使いたいものです。