経験上、または、自分の周り、そして、多くの方を眺めていて思うことは、
子供というのは、親の思いとは反対の方向に進むものだ・・そういうものだ・・
そんなことを感じています。そして、自分でもそうであり、それでよいと思うのです!
子供は親の思うようにはならないということ
子供というのは、親の思うようにはならない、いかないものです。これは、古今東西、昔も今も同じだと思っています。
子供は、親を超えていくものであり、親が支配できるものではないのです。親が支配やコントロールをしようとするから、間違えるのです。親が希望を託すから、間違えるのです。
親が白がいいといえば、子供は黒がいいというでしょうし、親が赤がいいといえば、子供は青がいいというでしょう。簡単にいえば、そのようなことになるのです。
子供は親が思ったようにはいかないこと、これで正解だと思うととてもラクになりますし、思ったようにいかないことを喜ぶことができる余裕ができてきます。
思ったように、予想したようにはいかない!ヤッホー!となります。
簡単にいうと、親と子供は反対になっているもの、そして、夫婦関係も、実は、反対の性格どうしが縁があるもの・・と聞きました。
我が家も実際にそうです。私も結婚するときは、性格が合うのかなと思いましたが、実はまるで反対で、いらっ!とすることがたくさんありますが、これでいいのだー!(バカボン風)と、いつのまにか思うようになりました。
子供に対しても、よく考えてみると、反対のようで、これも修行であるな・・と、いつも、毎日感じています。
修行だ・・とすべてを手放して、手離して、とてもラクになりました。こだわらない、固執しない、自分が・・自分が・・と言わないことが、とても精神的にもよいし、
結局、自分なんていらないもの、という感じで、ポイ!と自分を捨ててしまえば良いのです。
親が子育てをする点での到達点は、この辺りだと思っています。
親は自分を捨てること・・。つまり、達観すること。超越すること??
子供に何かを身につけさせたい、何かを与えたいと思っている間は、ずっと悩みが絶えないと思います。
なぜなら、子供に何かを強行に与えることはできないからです。身につけさせることなどもできないからです。
子供は、自分で気づいて、やるしかないからです。与えるのは、きっかけだけなのです。チャンスだけなのです。
結局、親がドタバタ、あたふたしても何も意味がなく、親は静かに見ていればよいだけなのです。
子供に親が何かを身につけさせたいと思っている間は、子供を支配していますし、コントロールしているからですね。
結局、子供を伸ばすためにはどうすればよいのか?
子供には、伸びて行ってほしい、親を超えて、進んで行ってほしいと思いますよね。
結局は、究極は、手放して、手離すしかないと思っています。
物理的にというより、精神的に手放して、手離せば良いと思うのです。
物理的には、離れているけれど、精神的に手放していない方も多いですよね。
逆ですね。物理的にはいいのですが、精神的に手放すことです。
13歳くらいになったら、精神的に手放せば良いのです。
本当のことをいえば、もっと小さい頃、幼稚園、小学校のころから、子供を客観的に見ていくことが大切ですね。
自分のもの、所有物として見てはいけないのです。子供を自分の宝として、見ている方がいらっしゃいます。こんなことからも、離れた方がいいと思っています。
そして、同時にご夫婦関係なども、お母さんはご主人から自立することも大切です。
お互いに自立していくこと、物理的にはどちらでもいいのですが、精神的に自立をしていくことが大切です。
我が家も、実際に、結婚をしていても、主人に頼らないでいかに自立をしていくか・・を私自身の人生の後半のテーマとしています。
家の資産形成を考えても、将来的にもその方が自由な人生を歩むことができるからです。