世の中は、自分の願い通りには進んでいかないものである

自分の人生を振り返ってみても、だいたいの大枠は、思い通りに進んでいますが、

細かい部分では、なかなか思うようにはいかないものです。

それが、修行であり、そこをどう考えるかが大事なわけですね。

 

すべての願いを叶えることはできない。ある部分は願いも手放すこと。

 

私の場合は、子供のことがなんでも第1優先なので、そのように進んでいますが、

やはり、できたのなら、自分の両親と一緒に住みたかった、住んであげたかった・・

という思い、願いがありました。

しかし、いろいろ検討しても、うまくは行きませんね。

親のことを優先すると、子供のことがおろそかになり、主人もそうなってしまい、

主人のことについては、仕事優先なので、それで進んでくれればということで、

あとは、親なのか、子供なのかということで、子供が優先になると、

親と一緒に・・ということができなくなるのです。

まあ、社会システムの根本的な問題だと思っています。

配偶者というのも、相手の親に対してはなかなか冷酷なところもあり、

お互い様なのですが、もうお互いにあきらめるしかないものです。

こういうことも、社会システム、みんながそうだから・・みたいな洗脳もあり、

まったく心温まる社会が作れないのだな・・と思わせる部分でもありますね。

私はすべてにおいて、手放しておりますので、いいのですが、

やはりこだわってしまう方は、悩むところだと思います。

一言でいうと、良い社会ではない・・はっきりいうとこれですね。

 

自分の欲望を手放すことで、ラクになれるのです

 

宇宙の年齢が何万億年、何百万億年・・・だとすると、人生80年、90年は

たった、0.1秒であると聞きました。

たった0.1秒ですから、そんなに欲望を持っても仕方がないとも考えられます。

何かを成し遂げたい、成功したい・・と考える方が不自然であることがわかります。

なので、成功実現の法則などの本なども、流行るわけですね。

あまり意味のないことが流行する・・という感じが多いからです。

何かをしたからといって、成功したわけでもないし、

別に願望実現したわけでもないわけです。

たまたま、そうなった、そう進んでいったというだけで、

そこに異常なまでの歓喜を感じなくてもいいわけです。

エンタメでも、メディアでも、娯楽でも、・・・

歓喜を誘っては、落としたりして、一喜一憂させるものです。

ジェットコースターのような気分にさせるわけです。

しかし、本当は、いつも安定した、たわいもない状態がいいのです。

つまらないと思うような、一定の感情が大事なのです。

そのためには、すべての欲望は手放すこと。

そうすれば、ジェットコースターのような起伏がある状態ではなくなり、

成功した・・実現できた・・失敗した・・実現できなかった・・

などと振り回されなくなります。

すべての欲望を手放すことを早めにわかって、ラクになっていきましょう。