ほとんどのお母さんたちは、毒親である。どうすればいいのか?

ほとんどのお母さんたちは、毒親であるというのを聞いて、

自分でも、今すぐに反省するか、考えを切り替えなければ

いけないと感じたのです。

 

親は、損得勘定で子供を育てている!?

 

精神分析学者の岸田秀氏によると、

母親とは、子供を一生自分の思い通りに支配するような

能力を有しており、自分の安全と平和のためにその力を行使する・・・

 

そんなことを書かれている方のブログを読みました。

程度の差こそあれ、よく見てみると、そうかもしれない・・・

自分の母親、祖母を見ても、そういう面があるかもしれない・・

とぞっとしたのです。

すると、自分もそうなのかもしれない・・と、

反省、自省、猛省をしてみたのです。

ここで、負の連鎖を断ち切らなければいけないとも思いました。

もしかして、ほとんどのお母さんは、自分のための

損得勘定で、子育て、子供の教育を考えているのかも・・。

確かに、お母さんが海外に行きたくない場合は、

子供にどんなに必要でも、親子留学はしないわけで・・。

親子留学をされている方は、ほとんどが、

お母さんが海外に行きたい、住みたい方だと思います。

すると、私自身はどうなんだ???

私は、ただ、安全を求めただけで、別に海外でなくても、

どこでもよかったわけで・・・と振り返ってみる。

ただ、可能な場所をただただ選んだだけだと思っているが・・。

そこに、自分のための損得勘定があったのか??

息子にも、あっけらかんと聞いてみる。

ママが、何か支配しているようなことを感じる??

別に・・・と息子。

もっと年齢が上になると、あったと言われるのかもしれない・・。

確かに、親子留学をする前は、息子が日本の小学校に行き、

世俗の噂に翻弄されて、持ち家をもたなければいけない、

子供は、良い学校に進まなければいけない、

学校の保護者会などでは、他のお母さんたちとの

バランスや世間体などもあり、それなりにそつなく

こなしていかなければいけないと・・

当時は、自分でもそれなりに自然にしていたつもりだけれど、

今から考えれば、それなりに作っていたところもあるのかな。

そうさせられてしまった部分も多かったような・・。

だから、保護者会などは、終了したら、さっさと帰宅したい

タイプなのですが、場合によっては、お母さんたちとカフェなどを

しなければいけない場合もあり、お母さんたちの自慢話などは、

疲れるし・・と思っていたのです。

お母さんたちの自慢話や主人が・・・旦那が・・・などの話は、

やはり、自分が自分でありたいという、お母さんたちの欲望が

見え隠れしていて、やはり、親は、損得勘定で子育てをしているのかも・・

と、振り返ってみても感じています。

 

毒親の部分を少しでも減らすには、どうすればよいのか?

 

もう一度、精神分析学者の言葉をみてみると、

母親とは、子供を一生自分の思い通りに支配するような

能力を有しており、自分の安全と平和のためにその力を行使する・・・

 

お母さんは、自分の安全と平和のために・・

と書いてあり、やはり、社会が不安であればあるほど、

毒親は増えていくのかもしれません。

ですので、お母さんたちが、やること、必要なことは、

  • 子供は、所有物ではないと、本当に理解すること
  • お母さんは、子供に頼らないで自立すること
  • 良い夫婦関係を一生保つこと

 

そして、18歳、20歳くらいになったら、子供が自主的にさっさと離れていくように、

これは、精神的にでも、物理的にでも、こういう計画と覚悟が必要だと思っています。

子供が精神的に離れることが大事で、それは、14歳、15歳くらいから

準備が必要だとも感じています。

こんな中で、我が家が考えていることは、我が家は、17歳まで

到達していますが、まだまだ、考え方や視野なども狭く、

親が陰ながらにサポートする必要があると思っていて、

世間的には、よく、勢いだけで、自立をする方もいますが、

20歳くらい、シュタイナーがいう、アストラル体の完成が21歳なので、

このくらいまでは、陰ながらに応援するのが良いのかなと思っています。

そんな中で、お母さんがすることは、自分を手放すことだと思っていて、

巷では、生きがいのように、お母さんの自己実現、成功願望、天命・・なども

流行っていますが、大切なことは、自分を手放す、つまり、

自分なんか捨ててしまって、欲望なども、さっさと手放して、

何かになりたい・・と思わない方が良いのだと感じています。

 

お母さんが欲望などをもたずに、自己実現、成功願望、天命なども

どうでもいいと思えば、毒親の程度も薄くなると思っています。

私もいままでは、自己肯定感が大事だというブログを書いたことも

ありますが、この、流行っている、自己肯定感なども、実は、

いらないもので、こんな自我を増長させることをしないで、

自我を捨てて、無心になることの方が大事だと最近感じています。

ドイツでよしとされている、自己主張も実は、本当は、

いらないもの・・・だと、だんだんわかってきました。

(だから、ドイツ人は離婚が多いし、調和的にならないのです・・・)

ドイツ人の自己主張は、自分が不利にならないため、学校では、

点数を取るためですね。

中国の荘子の言葉によると、

運命は決まっている。無心に受け入れれば、

結構楽しめるし、良い人生になる

 

ありのままであること、自然であることは、

無欲であり、無心であり、あえて、自己肯定をせずに、

マズローさんが言っていた、自己実現などもしないで、

そんなお母さんになり、ありのままに、楽に

子供を見守るのがよいのだと、今、考えています。

社会がよくないと、ありのままに、楽に・・も

できないというのが問題ですが・・。

でるだけ、なるべく、この方向に近づけて・・・・

特に、女の子より、男の子のお母さんは、

この毒親について、真剣に取り組むのが必要だと思っています。