食を少なくする、つつしむこと

食を少なくすること、食を慎むことが、人生で一番大事なようです。

しかし、日本の現状を見てみても、世界中どこでもですが、

食は楽しみであるということで、食をつつしむことの大切さは、

あまりピンとこないですし、強く言われないとわからないものになってしまっています。

 

食をつつしむことの大切さがわかる名言より

 

食事は栄養を摂取するためのものであり、

美味しいものを食べたいという意識が強いと堕落する

スウェーデンボルグの言葉より

食欲は魂を束縛するので、それを克服するために食を節せよ

『エメラルド・タブレット』より

適切な量の清らかな食事をとることが最良である 

ラマナ・マハルシの言葉より

食の多少が運命のすべてを決める

水野南北(江戸時代)の言葉より

 

このようなことから鑑みるに、今の時代のSNSの発信や

ブログなどからも、食に関しては、非常に奔放であり、

これは、マスコミなどからの影響を多大に受けていることがわかります。

 

食の問題は悩ましく、一番気をつけなければ行けない問題である

 

日本人は、大腸がんが非常に増えていることからもわかるように、

食事に関して、無防備であり、便秘をすると、畳で死ぬことができないと

言われているので、この問題は、とても深刻であると考えています。

私自身も、この問題には、自分に喝!を入れる気持ちで、

自分自身にも問いかけて、自制、猛省していかなければ行けない問題なのです。

食は、人間にとって一番大切で、命の根幹であるにもかかわらず、

食のことが、商業主義、娯楽主義の中で、翻弄されて、

楽しいことがよいことのようになり、

さらに、栄養という問題で、たたみかけるようになっているのです。

私自身もバブル時代には、グルメ三昧がまるでいいことのように

思わされていましたので、そして、有名レストランを片っ端から

制覇したり、スウィーツ巡りがいかにも素敵なことのように思わされて

きましたので、ここで、私も反省したいと思っております。

地球の食料の問題を考えても、多くを食べることは搾取であり、

エゴでもあるので、控えた方がいいことがわかります。

グルメ、食べることの楽しみということが、

少し、恥ずかしいぞ・・・という感覚になれば良いな・・

と思っています。