教育熱心なお母さま、子供の成績をチェックしない・・

 

子供が小学生になり、2、3年生になったら、子供の勉強内容や成績などを逐一チェックして、小うるさい母親になるのはやめた方がいいのかな・・と思っています。

もう子供にまかせて、手放した方が良いと思います。お母さんで子供の成績をチェックしている方も多いかと思いますが、子供の進み具合が気にしてしまうと、お母さんがストレスになります。

お母さんが子供の成績などをチェックして、自分がすべて理解しているという状態だと、子供はお母さんが知っている、網羅している範囲以上には伸びることができないからです。

お母さんは、子供を手放して、ある日、えっ!・・こんなことも知っているんだ・・親が知らないうちに子供はいろいろな世界を広げている・・と楽しんだ方がよいのです。

子供はお母さんとは違う世界に生きているものです。お母さんが子供の世界を限定してはいけないのです。お母さんの性格と子供の性格がまるで違う、反対である・・という方も多いはずです。

教育熱心なお母さんは、子供さんの進路について、詳細に知ることが喜びであり、充実していると思われる方も多いのかもしれません。

日本だと、お母さん自身も日本の教育について知っているので、アドバイスもしたくなるかと思いますが、時代も変化しているので、お母さんの時代とは違うものです。

教育熱心であることはよいことですが、手放して、あまり関わらない方がよいのです。横目でちょっと見ている程度で、見守るだけでよいのです。

子供の成績なども関心がない方がよいのです。それよりも、お母さん自身の仕事でも進めた方がよいのです。

お母さんが子供の先生になってあげたい・・と思われる方もいるかと思いますが、子供にとっては、いらないだろうな・・と思ってしまいます。

お母さんの世界以上には、子供の世界が広がらないところが問題だと思いますね・・

あとあと、子供がお母さんについて思い出すとき、いつもやさしく見守ってくれていたな・・これが一番良いと思いませんか?

 

ということで、ドイツの学校だと、親自身が経験をしていないので、教えたくても何も教えることができないことは、実は良いことでは??とも思っているのです。

子供には、自分ですべてやってね・・というしかありません。子供はすべて自分でやりますので、実力がついてきますね。とても良いことです。誰にも甘えることができないところに、放り投げ出されているのですから・・

残念ですが、教育熱心なお母さん・・・子供にとっては、必要ないかもしれません。

子供の教育に熱心なお母さんより・・お母さんは自分の生き方を改めよ、自分の仕事を進めよ・・という感じですね。