自己主張の本当の意味

ドイツの学校では、自己主張が大事だとよく言われます。

そして、ドイツ人は、自己主張をすること・・小さな頃から慣れていて、習慣になっています。

どうも、日本の方が考える自己主張と違うような・・・。

 

自己主張とは、自分を知るという意味

 

日本人が自己主張というと、自分の意見ばっかり強行に押し付けて、

自分に利益があるようにもっていこうとして、ずるいとか、自分のことしか考えていなくて

自分勝手であるとか思いがちになります。

自己主張ばかりしないで、他の人の意見や周りのことも考えなさい・・

なんていうことになってしまいがちです。

こんなことは、とても日本らしくて、日本人にありがちな考え方、価値観です。

日本ではみんなと同じことが好まれて、出る杭にならない方が好感がもたれるからです。

自己主張は、イコール、自分勝手になってしまうのですね・・。

しかし、本当の自己主張とは、自分の心の奥深くから出てくる意見であり、

内面から出てくる価値観であり、本当は大切なものなのです。本当の自分のことなのです。

自己主張とするということは、自分が自由であることを意味して、宣言することなのです。

本来の自己主張をすることは、言い訳をしたり、利益や待遇を良くするためにしていることではないのです。

充実した楽しくて豊かな人生をおくるためにも、自己主張は欠かせないと考えるのが良いらしいのです。

しかし、日本の学校では、自己主張は、なにげなく、自然に、壊されていきます。

自然と周りと歩調をあわせるような感覚になってきます。

なぜなら、まわりと歩調を合わせないと居心地が悪くなるからです。

たぶん、人と人が接近しすぎているのだと思います。

もっと、人と人の距離をあけなければ・・

自己主張といえば、自分勝手であると思ってしまう多くの方、もちろん私も日本の学校で育っていますので、今までは、そう思っていましたし・・。

自己主張とは、自分だけの本当の意見をもって、誰にでもわかる言葉で伝えることなのです。

人は、何のために生まれてきたのかというと、自己主張をするため、つまり、自分を知るために生まれてきたとも言えるのです。

自己主張とは、素晴らしいことなんですね・・発想転換しなければいけないですね。

日本で思われていることの方が、とても貧祖な考え方ですね。

良い自己主張を大切にしていきたいですね。