私たち、人間は、動物と違い、ケチな性格なようで、
何かを得たとしたら、もったいなくて手放せない性格のようです。
そうですよね・・。いくらかかったら、もったいない、
これを活かして、持ちつつけなければ・・と保持していきます。
そして、だんだんと荷物が多くなっていくのです。
たくさんのものを抱えていたとしても・・・
私たちは、たくさんのものを抱えてしまいますね。
ものだけでなく、地位、名声、学歴、財産、家・・そして、お墓までも・・。
そして、持てば持つほど、縛られていき、自由がなくなるのです。
また、長時間かけて取得した、資格、特技などにも縛られていくのです。
資格や特技なども、取得したとしても、活かせない場合もあるものです。
しかし、せっかく、時間とお金をかけたのだから、もったいないと、
固執してしまう場合もあるものです。
私は、ある時に気がつきました。
どんなものでも、固執しないで、手放せば良いことがわかりました。
そうしたら、自分に必要なものだけが、ちゃんと固執しなくても、
自分のところにやってきてくれるのだと、そんなことがわかったのは、
人生が半分過ぎてからですね。
固執しないで、自然にしていることがいかに大事なことか・・
何かを得たとしても、持っていたとしても、
所有しているという感覚から離れること・・
これが大事なのではと思います。
所有している感覚があると、囚われますし、それを維持するというストレス
に見舞われてしまいます。
いかに、ものを手放すか・・所有を手離すか・・
それは、子育てでも同じで、子供を所有しない感覚で、
遠くから静かに見守る感覚と同じなのです。
子供を育てていて、ものを持つ感覚、こだわらない、
固執しない感覚が同じであることがわかりました。
子育てから学べ、こだわらないこと、固執しないこと
子育てをしていて、子供を所有しない感覚がつかめると、
どんなものでも、手離すことができるようになります。
お母さんだけでなく、お父さんも子育てに積極的に参加して、
この感覚を身につけるといいですね。
そして、子供さえも所有しない感覚がわかったら、
すべての自分のかかえている、もの、学歴、資格、家・・なども
手放してみるとよいのです。
なにもいらないや・・
そうすると、大切なものだけが、自然と向こうから
やりなさい!と言わんばかりにやってきます。
それをやればいいのだと思いました。
もっと若い時代にこれを知っていればと振り返り思います。
しかし、実際に自分で経験しないと、本当のことが
わからないものなので、仕方がないものです。