安定して確実な人生をよしとすることを手放す方法。安定や確実はない理由とは?

 

多くの方が、安定していて確実な人生を歩みたいと思っていると思います。

つまり、安心がほしい・・・いつも安定していたい、確実なものがほしい・・・

それは、ありえないと思うのです。

安定しているように見えるだけです。確実なように思えるだけです。

 

安定して確実な人生はない。その理由とは?

 

ほとんどの方、多くの方が、安定して確実な人生でありたいので、

公務員の就職が人気である・・・とも言えるのです。

でも、公務員が安定しているかというと、お給料の面だけで、

本音をいえば、心の中、仕事の面での自分の考え方などが、

本当に満足して安定しているかというと、これまた、違うわけです。

安定していて、確実な人生を望んでいること、願っていることが

間違いなわけなのです。

安定していて、確実な人生を歩んでいそうな方がいたとしたら、

そう見えるだけだと思います。実際は違うと思います。

なぜなら、どんなことでも、安定していて、確実なものはないからです。

仕事などは、安定していることはないだろうと思います。

安定していることといえば、自分が切磋琢磨をして、

自分の心の平安を保っているくらいでしょうか・・。

 

安定していて確実であることをよしとする、考え方、価値観を手放すこと

 

安定していること、確実であることをいつまでも求めていると、

それは、ありえませんので、願っても叶うことはありません。

それなら、いっそ、安定していて確実であることがよいという、

考え方、価値観を手放してしまえばいいのです。

平家物語でもいわれているように、無常であるわけです。

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風 の前の塵に同じ。

祇園精舍の鐘の音には、諸行無常すなわちこの世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。娑羅双樹の花の色は、どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。世に栄え得意になっている者も、その栄えはずっとは続かず、春の夜の夢のようである。勢い盛んではげしい者も、結局は滅び去り、まるで風に吹き飛ばされる塵と同じようである。

ウィキペディア 平家物語 祇園精舎

 

ということは、今、どんなにうまくいかない場合でも、

コツコツと努力をしていけば、良くなっていくわけです。

安定、確実などありえないのだ・・と手放してしまえば、

新しい世界、新しいステージが広がってくるのです。

 

意識が変われば、すべてを変えることができる。意識とは?

 

すべては、意識で変わっていきます。

なぜなら、私とは、意識だからです。

私自身このあたりは、量子力学も含めて、もっと深い内容を

書くことができるようにしたい部分ですが、まだ、そこまで達していません。

人間は、身体があり、心(精神)があり、もうひとつ、意識があります。

意識とは、身体と心をはるかに超えたものです。

意識が本来の自分、私らしいのです・・・と学びました。

意識は、肉体が滅びても、残るものです。

だから、意識ですべてを変えることができるのです。

意識が主体で、身体と心が従っています。

つまり、心(精神)と意識は違うものであること。

心(精神)は、モノで動くけれど、意識は動かない・・・

例えば、好きなモノを買うと、心(精神)は楽しいと、動かされます。

それを、意識が上から見ている???そんな感じみたいです。

だから、心を変えるのではなくて、意識を変えるのが正しいようです。