自分を変えるのではなく、自分を知ることが大切。

自分を変えたい・・・なんて言われる方も多いです。

せっかくの個性ある自分を変えるなんて・・変えるのは、環境だけです。

大切なことは、自分をとことん知ることです。

誰かみたいになりたいと・・自分を偽って、せっかくの自分を変えてはいけません。

自分は、こういう個性があるということを知ることが大事なのです。

そして、自分は、大きな宇宙の中の1つにすぎない、他人も自分も・・分けることはないのだと気が付くことが大切です。

他人と自分を分断させるために、能力、評価、競争などの価値観を生み出したのです。

すべては、つながっているのです。

しかし、世の中では、自己の才能を活かす、自己実現する、自分軸を持つ、夢を大きく持つ、ブレない考えをもつ・・・など、自分の~、私の~と、

我欲(エゴ)をさらに増長させるワードが飛び交っています。

これらの人気なワードは、自分が何か偉大なもの、特別なもの、有名なものになりたいわけなのです。something great とか、something special を期待しているわけです。

どんだけ、自分の~私の~・・というものに、執着があるのかと・・。

自分のためにすることが、我欲(エゴ)です。

「自分の願いを自分の意志と努力で実現することが素晴らしい」と・・

教育では教えられますが、これは、間違っているらしいのです。

「自分の願いを自分の意志と努力で実現すること」これは、我欲(エゴ)です。

大切なことは、我欲(エゴ)を捨て去ることです。

~したい、~になりたい・・という我欲(エゴ)を捨てて、ありのままに過ごして行くことが大切なのです。

我欲(エゴ)を捨て去り、自分を大切にして、自分には価値があると感じることが大切なのです。

だから、自分を変えようとはしてはいけないのです。することは、自分を知るだけです。

自分を変えて、何かスゴイものになろう・・なんて考えてはいけません。

ありのまま・・の自分でいいではないですか・・。そこにこそ、価値があるのですから。

必要なものは、与えられる、必要のないものは、与えられない・・ただそれだけだと思うのです。